道産ワイン

2011年9月18日 (日)

おたるバインでディナー

職場に私の恩師が来てくれたので、小樽バインにお連れして一緒に食事をしました。
まずは、乾杯にお決まりの北海道ワイン・ケルナー・スパークリング。

そして2本目は、店に入る前から決めていました。
同じく北海道ワイン社の鶴沼トロリンガー2005。

05

鶴沼シリーズの中で一番好きなワイン。そして道産ワインで最高の辛口ロゼ。
残念ながら今年(2009ビンテージ)もリリースされませんでした(涙)。
この05は4年前に飲んでおり、ファーストアタックで刺さる酸の強さが印象に残っていました(その時のコメントはこちら)。
その熟成具合を確かめてみたいのと、ワイン好きな恩師も熟成したロゼは飲んだことがないだろということで、決めていました。

で、味はというと…

実によい具合でした。酸は角が取れてまるくなり、かと言って弱い訳でもなく、まだまだ溌剌とした酸。北海道らしいです。赤い小さなベリーの香りと味。苦味も薄く、引っかかることなくスルスルと入っていきます。とても美味しかったです。飲むなら今かもしれません。
小樽バインにはまだ売っていますので、是非飲んでみて下さい。

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2011年7月18日 (月)

北海シマエビと道産ワイン

道東の実家に今時期帰省すると食卓に北海シマエビが出てきます.
旬ですからね.

それを予想して,あわせる道産ワインに,これを持っていきました.

Kurisawa_blanc09_2
岩見沢市栗沢にあるNakazawa vineyardで栽培されたブドウで,栃木にあるココファーム・ワイナリーで醸造される白ワイン,

Kurisawa Blanc 09です.

正月にも飲んでいますが,これが手持ちラスト1本でした.

南国系フルーツの香りはいつものクリサワブランですが,やはり例年より甘味が強め.それに酸が隠れてしまっています.正月に飲んだときの印象より去年10月に飲んだときの印象に近いです(こちら).それにタンニンがかなり強め.ブラインドならロゼかと思ってしまうくらい.
もちろん道産最高峰の白ワインという私の評価はゆらぎませんが,07と比べると,らしさに欠けるかな.
でもそれがピノ・ノワールをブレンドせざるを得なかった09という不作の年を表現しています.

もちろん茹でた北海シマエビにはよくあいました.

やっぱり道産甲殻類の味に負けない白ワインはこれしかありません.

2010のリリースもあと2ヶ月.待ち遠しい.

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美幌和牛と道産ワイン

海の日の連休,私は毎年道東にある実家に帰省します.
その目的は,親孝行もあるのですが,一番は

美幌観光和牛まつり

に参加するため.
このまつりでは札幌にも店を構える田村の美幌和牛が破格値で食べられるのです!
これと十勝ワインをあわせるのが,年に一回の私の楽しみなのです.

ところが,今年は残念ながら雨.
まつり自体は開催していたのですが,雨天なので屋外での焼き肉はあきらめ,実家での焼き肉に変更.

今回持参したワインは,ちょっと熟成した十勝ワインが飲みたかったので,これにしました.

03
城 2003です.
十勝ワイン独自交配品種と清見,ツヴァイのブレンド.
十勝ワインの最高峰で良年しか造られないシャトー十勝のセカンドにあたります.

赤いベリーの甘さがしっかりと乗っていて,十勝ワインの命でもある強く太い酸は非常に繊細で角がとれて柔らかくなっています.タンニンも強すぎず,きれいに熟成しています.ほんのりと香る樽とゴボウのような長い余韻.実に美味しかったです.

もちろん和牛との相性も文句なし!

これで2000円しません.
まだ一部のお店で売っているのを見かけますので,是非飲んでみてください.

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2011年7月 9日 (土)

積丹街道 いわない ミュラー・トュルガウ

積丹半島の西側の付け根に位置する岩内町のご当地ワインです.
醸造は北海道ワイン社.

岩内在住の知人から「味見をしてほしい」と頼まれ,引き受けました.

でも,「岩内でブドウは栽培してたかな??」
と思って調べてみました.

すると,2007年にリリースされた道民還元辛口白の裏ラベルには北海道ワイン社が栽培契約農家さんのある26市町村名が書かれているのですが,確かに岩内町があったようです(現在は未確認です).

まず色.黄色が強く,熟成,というかNVなので,長期保管されていたことが予想されます.

香りは,ミュラーにあるリンゴがベースにあるのですが,蜜リンゴが熟しすぎてぼけてしまったよう.この時点で酸化,劣化の予感がします.

そして味ですが…
まずアルコールの強さを感じます.そしてスッカスカの果実味にえぐみに近い苦味と強い酸が支配します.

完全に逝ってました.

念のため,2日目も確かめたのですが,苦味がより増し,私はもう限界.飲めませんでした.

ロッド番号もなく,いつのリリースか全くわからないのですが,おそらく数年間保管環境がよろしくない場所に置かれていたのでしょう.

ですので,このワイン自体の評価はできません.

でも道内各地にご当地ワインがあるというのは,楽しいですね.

まだ造ってるのかな?

Photo

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2011年6月15日 (水)

おたるナイヤガラ セミ・スパークリング 白辛口

北海道ワイン社のおたるシリーズで今月新発売になったワインです.

微発砲シリーズは今までもありましたが,ナイヤガラの辛口は初.

同社のナイヤガラ辛口は,はっきり言って美味しくないので,これが店頭に並んでいても,初めは見向きもしませんでした.

ですが,私のワイン仲間の方から「なかなかいい」という情報を得たので,買って飲んでみることに.

香りはやっぱりナイヤガラ.でもあの強烈な香りではありません.味は辛口にしては甘味が多い気もしますが,でもほんのり程度で,なかなかよいバランス.食中酒としても十分いけます.
あのラロ・スプマンテを徹底的に濾過してクリーンにした感じです.
スティルのとは大違い.

おたるシリーズのナイヤガラは甘口で,そのため亜硫酸塩が多め.敏感な人は香りだけでもう飲めないそうです.私も飲んでると,気のせいかもしれませんが,だんだん頭が痛くなってきます.
かといって辛口にすれば,果実味がなくてナイヤガラの香りだけ残った美味しくないワインになるし….

そのためかどうかはわかりませんが,今後はアルコール度数を高めにし辛口を造り,そこにジュースをプラスする製法(ドイツではよくありますね)に変えるみたいです.

このセミ・スパークリングはその試金石かな?
良い意味でびっくりしました.
やっとナイヤでこういう辛口を作れるようになったか,北海道ワインさん!
と感動しました.
これならまた買います.
Photo

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2011年6月 4日 (土)

winecafe Veraison

先月オープンしたワインカフェ・ヴェレゾンに行ってきました.

ここは道産ワイン応援団の団長として有名人となった私の古くからの道産ワイン仲間「あ~ちゃん」こと荒井さんがプロデュースしたお店です.

場所は狸小路5丁目,道産食材のお店HUGの中にあります.
オープンでこぢんまりとした気軽に入れるお店です.

この日仲間と飲んだワインは

①ラロ・スプマンテ アロマティコ
②ノラ・ルージュ 2010
③グランポレール 北海道余市ピノ・ノワール 2009(写真)

①はついこの間も飲んだ,ナイヤガラで造られたスプマンテ.ワインガーデンで飲んだときよりも味わいがシャープで,大晦日に飲んだときと同じ印象.ボトル差かな?

②道産ワイン好きの中では話題となっているワイン.先月リリースされたばかり.乙部町のメルロー100%で造られたワイン.乙部町は道内では古くからシャルドネとメルローを栽培してきました.濃いイタリアンメルローが苦手な私にはちょうどいいボディ.酸も強すぎず,果実もまろやかなタンニンもちゃんとあり,北のメルローという感じはしません.ただ,時間が経つと青臭さがでてきたのがちょっと残念.

③ワインガーデンで飲めなかったサッポロワインのピノ・ノワール.これも初リリースの時は話題になりましたが,全て都内のホテルに行ってしまったため,北海道では手に入らず幻の余市ピノでした.香りは赤いベリーの中にゴボウのような土臭さがあり,余市のピノとわかります.果実もしっかりしているんですが,ロウっぽさがあるのと,酸が物足りない点が個人的にはもう一つ.余市産ピノ・ノワールとしてみれば,「ここまできたか」と評価できますが,ワインとしてみると,茎や種のような苦味もやや強く,もう一歩です.ただし,開けて3日以上置くとまた違った顔を見せるでしょう.これからますます楽しみです.
09

このお店には道産ワインはもちろん,希少な国産ワインもあります.
コップで飲んだ一升瓶甲州.懐かしかった~.

道産ワインを知ってもらうには,こういった気軽に飲めるお店が絶対必要です.
道産ワインラバーの聖地としてこれからも応援します!

是非お立ち寄り下さい.

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2011年5月29日 (日)

ワインガーデン2011

札幌ライラックフェスティバル期間中に開催されるワインガーデン.大通公園で道産ワインが飲めるこのイベント,すっかり春のイベントとして定着しました.
去年は行けなかったのですが,今年は最終日に滑り込みました.

道産ワインをオール・グラス1杯500円で楽しめます.
今回出展したワイナリーは以下の通りです.

・奥尻ワイナリー
・羊蹄グリーンビジネス
・さっぽろ藤野ワイナリー
・富岡ワイナリー
・十勝ワイン
・月浦ワイン
・グレイス千歳ワイナリー
・北海道ワイン
・ふらのワイン
・宝水ワイナリー
・はこだてわいん
・ばんけい峠のワイナリー
・マオイワイナリー
・サッポロワイン

そこで私が選んだのは
①月浦ワイン ドルンフェルダー 2008樽なし
②羊蹄山グリーンビジネス ラロ・スプマンテ(辛口)
③グレイス千歳ワイナリー ピノ・ノワール 2009
④ふらのワイン 羆の晩酌 2008

①は相変わらず有珠山の火山灰土壌由来のミネラルがありますが,開けたてということもあり,閉じ気味.2日目以降を飲んでみたいのですが,どうも私的には05のパワフルな印象が強く,それに比べると薄くて物足りないです.

②乙部の佐々木さんと余市の曽我さんのコラボで生まれたワイン.これは大晦日に飲んで以来ですが,後半での旨味と余韻に深みが増して,以前飲んだときより断然美味しいです(写真右).ナイヤガラでここまでやれるとは,驚きです.

③グレイス千歳のピノ.このワインはマイナスの印象しかないのですが,成長ぶりを確かめたくて久しぶりに口にしてみました.色はご覧の通り赤ワインというよりはロゼに近いです(写真左).酸はおとなしく,果実がしっかりしてます.枯れ木のようなニュアンスと,軽快なタンニンが感じられ,まずまずの味わいです.過去のビンテージと比べると段違いに美味しくなっており,その成長ぶりをうかがい知ることができました.

④今回のラインナップで一押しがこれ.このブログでも紹介している,私の大好きな道産赤です.ふらの2号というセイベルと山ブドウの交配品種100%で作られてます.野生っぽさを残しながら,酸と果実と渋みのバランスが非常によく取れているワインです.フルに近いミディアム・ボディです.

道産ワインを大空の下気軽に飲めるこういうイベントは大賛成です.やっぱり飲んでもらわないことには始まりませんから.

しかし,私や道産ワインをよく知る人間は,当然今回出されたワインの実売価格を知っています.今回は一律グラス1杯500円でしたが,お得感ありなワインと,そうでないワインがありました.小規模ワイナリーが頑張っているのに(おそらく1杯500円じゃ,商売にならない),大手さんは実売1000円ちょっとのワインをグラス500円で出していたのには閉口してしまいます.消費者をなめてるんでしょうか?
大手だからこそ,もっと頑張らないと,「自分のワインを広く知ってもらいたい」という思いで採算度外視でワインを出してくれた小規模ワイナリーに失礼でしょう.

来年は是非,3000円台のワインを出して下さい!

2011

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2011年5月 8日 (日)

余市産ケルナー

続けて余市産ケルナーを飲んだので,ちょっと余談を.

私が過去に飲んだ余市産ケルナーで私が最高だと思っているワインはこれ

他のケルナーを飲むときに,あの感動がいつも浮かびます.

醸造はニッカ余市工場ではなく,確か弘前だったかな?

残念ながらニッカの売店ではもう売ってません(涙).

この間アップしたグランポレールの2010はポテンシャルがありそうなので,寝かせると近い味わいにならないかな?

ということで,5年は寝かせてみようと思います.

果たして我慢できるか….

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GWのワイン

連休中,実家に帰省したときに飲んだワインです.

①十勝ワイン 清見の丘 白 2009
09

池田町にある十勝ワイン城限定ワインです.余市産ケルナーで作られています.2009と言えば冷夏で不作の年.ですので,残糖を多めにして上手くバランスを取り,上手く造ってます.
香りはケルナーの品種香より酵母の香りが強め.味も香りも大吟醸っぽいです.
毛蟹の身とは相性が良かったんですが,ミソは難しい….
やっぱり余市産のケルナーはホタテとの相性が抜群!

②メディチ・エルメーテ アッソーロ レッジアーノ・フリッツァンテ・ロッソ セッコ 2009
Assolo09
長い名前ですが,メディチ・エルメーテの辛口赤ランブルスコです.
これは焼き肉用に持参しました.
イタリアワイン好きの間では,焼き肉と言えば,ランブルスコです.
でも,気をつけて下さい.セッコ(辛口)じゃなきゃダメですよ.
ランブルスコは白もロゼも甘口(ドルチェ)も辛口もありますので,選ぶときは注意して下さい.
ファンタグレープっぽい甘さが焼き肉のタレの果実味を増し,ドライなタンニンが脂を流し,最後に酸が口の中をさっぱりさせてくれます.
値段は約1300円.外で焼き肉が増えるこれからの時期,最高ですよ.

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2011年5月 1日 (日)

サッポロワイン グランポレール 北海道ケルナー・辛口 2010

我が家の道産テーブル白ワインです.
余市町登地区の弘津さんが育てたケルナーで,サッポロワインの勝沼ワイナリーで醸造しているワインです.
大手が作っているので,以前はこのワインには全く目もくれなかったのですが,栽培農家の中澤さんのお薦めで飲んで以来,すっかりファンになってしまいました.
とにかく,家に「白ワインがない!」という時は,近くの西友に買いに行きます.

2009は冷夏の影響で,果実味が弱く,苦味と酸が目立ち,本来のパフォーマンスではなかったのですが,この2010は大丈夫!

若干過熟の印象もありますが,果実と酸のバランスが最高!
辛口というよりは中口かな.
あと2,3年寝かせてみたいです.

道産の魚介,特にホタテとの相性は抜群!

気軽に買えて飲めるこのワインが食卓にあると,本当に北海道に住んでて良かったなぁ,と思います.

弘津さん,ありがとうございます.
10

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