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2011年6月

2011年6月19日 (日)

POGGIO AMARELLI Chianti Classico 2008

第2回目のAmanti del Chianti Classico(キャンティ・クラシコ・ファンクラブ)の日に開けたワインです.

ポッジョ・アマレッリというワイナリーで,場所はカステッリーナ・イン・キャンティ地区です.

いつもお世話になっているはやしや商店へ行ったところ,店長が「川頭さんのワイン入れましたよ」と教えてくれたので,早速買ってみました.

川頭さんがエージェントを務めるワインといえば,インポーターはモトックス,アルトリヴェッロがほとんどですが,このワインは違います.

オーレ・ジャパンというインポーターで初めて聞きました.

まぁ,それはさておき.

まず抜栓してグラスに注いだ瞬間から花のような香りが広がります.
味わいはカステッリーナらしく,しっかりとした果実味が広がります.その後ビターチョコのほろ苦さ,程よい酸が続きます.
タンニンはまだ硬く,ざらつきます.余韻は長くほんのり程度に樽が香ります.
2日目になるとタンニンはマイルドになり,さらに飲みやすく.

キャンティ・クラシコといえば,焼いた牛肉が定番ですが,今回は冒険してトキシラズのちゃんちゃん焼きと2日目にあわせてみたところ,これが最高!
通常の鮭なら臭みが出るのですが,今回は全く感じませんでした.みそ味もポイントでしょうね.

値段も約2000円と,とてもCPの高いキャンティ・クラシコでこれまたオススメです.

次回は何にしようかな~.

Poggio_amarelli_cc08

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2011年6月15日 (水)

おたるナイヤガラ セミ・スパークリング 白辛口

北海道ワイン社のおたるシリーズで今月新発売になったワインです.

微発砲シリーズは今までもありましたが,ナイヤガラの辛口は初.

同社のナイヤガラ辛口は,はっきり言って美味しくないので,これが店頭に並んでいても,初めは見向きもしませんでした.

ですが,私のワイン仲間の方から「なかなかいい」という情報を得たので,買って飲んでみることに.

香りはやっぱりナイヤガラ.でもあの強烈な香りではありません.味は辛口にしては甘味が多い気もしますが,でもほんのり程度で,なかなかよいバランス.食中酒としても十分いけます.
あのラロ・スプマンテを徹底的に濾過してクリーンにした感じです.
スティルのとは大違い.

おたるシリーズのナイヤガラは甘口で,そのため亜硫酸塩が多め.敏感な人は香りだけでもう飲めないそうです.私も飲んでると,気のせいかもしれませんが,だんだん頭が痛くなってきます.
かといって辛口にすれば,果実味がなくてナイヤガラの香りだけ残った美味しくないワインになるし….

そのためかどうかはわかりませんが,今後はアルコール度数を高めにし辛口を造り,そこにジュースをプラスする製法(ドイツではよくありますね)に変えるみたいです.

このセミ・スパークリングはその試金石かな?
良い意味でびっくりしました.
やっとナイヤでこういう辛口を作れるようになったか,北海道ワインさん!
と感動しました.
これならまた買います.
Photo

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2011年6月12日 (日)

ワインにまつわる誤解 その5

このシリーズ,そろそろ飽きてきたでしょうか?

今回で最後にします(笑).

さて,今回はワインではなく,ブドウ畑見学にまつわる話です.

私は年に数回畑を見に行きます.

その話を周囲の人たちにするんですが,数名の人にこう言われました.

「畑に行って,やっぱり土を食べるんですか?」

???

「やっぱり」って…,きっとこれも誰かがやっているのを映像で見たんでしょうね.

もちろん食べません(笑).

「じゃぁ,何しに行くんですか?」

私の場合,畑の環境,ブドウの樹の生育状況,作業の進捗など,要はブドウが美味しくなるように順調に育っているかを見に行きます.
ただ,私は素人ですので,見ただけでは全くわからないので,話を聞きに行く,と言う方が正しいかもしれません.

そしてもう一つ.

「ワインになるブドウって,食べれるの?」

これも良く聞かれます.

生食用ブドウより小粒ですが,その分,甘味と酸味がギュッと詰まっていて美味しいですよ.

ワイナリーに行けばそのブドウで作られたジュースも売っていますので,是非飲んでみて下さい.

 

最近ではワインツーリズムも盛んになってきてるようです.
(興味のある方はこちらをご覧下さい)

畑を見ながらワインを飲む,ワインを飲んでその畑をイメージする.

これもワインの楽しさの一つです.

是非ワイナリーに足を運んでみて下さい.

ただし,農作業には休みがありませんので,事前に連絡したり,むやみやたらに畑に入らないなど,ワイナリー側に迷惑がかからないよう気をつけて下さいね.

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2011年6月11日 (土)

ワインにまつわる誤解 その4

「ワインって,飲むとき色々作法があって,面倒くさそう」

「飲むとき,音をたてて飲まなきゃいけないんでしょ?」

これはソムリエさんがテイスティングしているイメージが強く脳に焼き付いているんでしょうね.

作法がある,というのは間違いじゃないかもしれませんが,あくまでもプロがするテイスティングの方法上の話.

普段飲むときはソムリエさんですら,口に含んで音をたてて飲むようなことはしません.

ましてやレストランで客がやったら,笑い者です.

ただ,スワリング(グラスを回す)は,どうも癖になっていて,ワイングラスを持ってしまうと無意識に回してしまうこともあります.

そして「キザなヤツ」という視線が集まります.

ワイングラスも持つときは,手の熱がワインに伝わらないようにグラスの脚の台の部分を持つように,と本に書いてあったりしますが,それもテイスティングでの話.
別に脚をもとうが,グラスの底の部分を持とうが,自由です.

もっと気楽に,自由にワインを楽しみましょう!

ただグラスに関しては,ガラスの普通のコップよりは,ワイングラスで飲んだ方が雰囲気も出ますし,美味しく感じると思います.
まずは100円ショップで売ってるような安いものでも構いません.
またワイングラスだと,ビールを普通に注いでも,泡の比率が良い具合になるので,実はビールを飲むときにも便利なんですよ.

グラスでワインの味が変わるのは事実です.
好みのワインが見つかり,飲む頻度や本数が増えてきたらちょっと勉強して,違う形のグラスを買い,自分で味の違いを確かめてみると,もっと面白くなります.

とにかく,まずは何も気にせず,ワインを楽しみましょう!

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2011年6月 9日 (木)

ワインにまつわる誤解 その3

「ワインセラーがないと,ワインは保管できないんでしょ?」

これも良く聞かれます.

「確かに,私はセラー持ってますけど」

と答えると

「えーーーっ!すごーーーい!」

といいつつも変態を見るような目で見られます.

ワインは温度変化,乾燥,震動,光が天敵です.

ですので,長期保管するには,その天敵がいない環境が必要なので,そうなるとやっぱりセラーが必要です.

冷蔵庫も良さそうに思われますが,乾燥と震動があるので不向きです.

ですが,買ってきて明日飲む,というような場合は冷蔵庫で全然OKです.

それはあくまでも5年以上熟成させるようなワインの話です.

以前,通常は室内で保管して,夏場だけ冷蔵庫に待避させた場合,何年くらいまでワインの品質が保たれるか,という実験した人がいました.
それでも3シーズンは大丈夫だったそうです.

それに加えて
「○○に放置しておいたワインは飲めますか?」
という質問も多いです.

その場合は
「飲んでみて下さい」
と答えます.

保管されていた環境がよくわからないので,それは飲んでみるしかないでしょう.
でも,保管場所がセラーじゃないというだけで,はなから「もう飲めません.料理に使いましょう」と答える人がいます.
どうして飲んでもいないのに,そんなことわかるんですかね?不思議です.
基本的にワインには賞味期限はありません.放置していたワインを飲んでみて,美味しくなかったら「この環境で○年放置したら,こんなに不味くなるんだ」と思えばいいだけです.それが良い勉強になります.

結論は
買ってきて1,2年のうちに飲むなら冷蔵庫でも可.
子供の成人式の時に開けたいから,といったような長期保管はセラーもしくは温度が15℃前後一定の暗所で.

ということになるでしょう.
セラーがなくても大丈夫!安心してワインを買って下さい.

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2011年6月 8日 (水)

ワインにまつわる誤解 その2

「高いワインはやっぱり美味しいんですか?」

これこそ良く聞かれる質問ですよね.

「そうとも言えるし,そうじゃないとも言える」

と曖昧な返答をします.

イタリアワインに限った話ですが,経験的に1000円以下でも美味しいと思えるワインはあります.
でも,自分で探して飲む場合,ハズレをつかむ確立は,はやり,1000円台より2000円台,2000円台より3000円台の方が段々少なくなるのは間違いないと思います.

希望小売価格で1000円以下はやめた方が無難でしょう.

「ウン万円もするワインだったのに,全然美味しくなかった」
というのも,ない話ではありません.

ワインは飲み頃というのがあり,高級ワインの若いビンテージはスッパ渋くて美味しくない場合があります.
そのワインを飲んで,飲み頃はいつか判断できるようになるには相当の経験が必要ですので,素直に自分よりそのワインのことを良く知ってる人に聞くのが無難です.
数万円もする高いワインは,その値段相応の味として楽しむにはそれなりの知識と時間が必要,ということが言えます.

「ワインは5000円以上じゃないと,ワインとは呼べない」

と語る人もいるようですが,高いワイン=美味しいワインと決めつけてる人の言うことは信じない方がいいと思います.
これは間違いありません.

自分が川頭師匠に教えてもらったのは
「2000円台のワインを多く飲むとよい」
でした.

イタリアで2000円台はそう大きく外れることはないですし,レストランでもこのクラス(お店では4~5000円クラス)が多くリストにあります.
ですので2000円台のワインを飲んで覚えると,師匠の言うとおり,イタリアンでワインリストを見ても,だいたいわかるようになりました.

結局の所は1000円以上のワインを飲んで,自分の好みを探す.その味にいくら払えるか,ですね.

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2011年6月 7日 (火)

ワインにまつわる誤解 その1

日本のワイン人口がなかなか増えない理由としては,やはりその敷居の高さがあることに異論を唱える人はいないでしょう.

本来,食事の時に気軽に楽しむお酒なはずなのに,なぜ日本では気軽じゃなくなってしまったのでしょう?

まぁ,それはおいといて.

私の職場のスタッフだったり,親類だったり,常に周囲にいる人の中で,ワインバカは私くらい.
でも,ワインが好き,とまでは言わなくてもあれば飲む人たちはたくさんいます.
しかし残念なことに自分で買って飲むことがない人が大半.
聞いてみました,何故買わないのか.

「何買ったらいいかわからない」

よくある答えです.皆さんもそういう声を聞いたことがあるでしょう.
でも,意外に一番多かったのは,

「一人で1本飲みきれないから」

なんです.
そう,つまり,
「残ったワインは酸化して飲めなくなるから,開けたその日のうちに飲まないといけない」
と思っているのです.

確かにそういう誤った情報は知恵袋見てもありますね.
ワイン愛好家の皆さんからしてみれば笑い話かもしれませんが,これが現実です.
こういう誤解を一つ一つ解いていかないと,ワイン人口の裾野は広がっていかないのが,日本の現状だと思います.

私は自分が実践してるとおり
「コルクをして,冷蔵庫の野菜庫に入れておけば1週間は楽しめますよ.味の変化を楽しんで下さい」
と答えます.

と言いながらも,今となっては私は1週間かけて1本のワインを楽しむことができないので(我慢できない!),逆にそれが出来る人が羨ましい.

安心して1本買って下さい!

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2011年6月 6日 (月)

VITICOLTORI ALTO ADIGE Losmann MullerThurgau 2008

なんとなーく「アルト・アディジェの美味しい白が飲みたい!」と思い,開けたワインです.

ヴィティコルトーリ・アルトアディジェのロスマン・ミュラー・トュルガウです.

道産ワイン好きならもうお馴染みの品種ですね.

ドイツが本場ですが,アルト・アディジェの高地でも栽培されています.

私が川頭師匠とお知り合いになって間もない頃,そのことを教えてもらい,それ以来「アルト・アディジェのミュラーが飲みたい!」と言ってきました.

その甲斐あってか,師匠が私のために日本に入れてくれたワインです!(と勝手に思ってます)

香りは蜜リンゴ!2007は果実味が薄い印象でしたが,08はフルーツの粒子が細かく緻密に詰まっている感じ.ミネラルの硬さもあり,ここが道産ミュラーとは全く違う点です.酸も良く苦味もほんのり程度.そして薄く長い余韻.非常にバランスがいいミュラーです.
松原農園,ふらのワインのミュラーも美味しいけど,このロスマンもそれらとは違った硬さやドライ感があって好きです.

道産もイタリアも,ミュラーはいいね!
Losmann_muller08

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2011年6月 5日 (日)

目指していること

私がワインを通じて行っている活動があります.

活動というほどのことでもないのですが,それは

①ワインの啓蒙(ワインの美味しさ,楽しさを知ってもらう)

②お酒の価値をしってもらう(ワインに限らず,お酒には生産者の思いが込められている)

③それによって若い人たちのドラッグ的飲酒を止めさせたい(ハイになるための薬ではない)

です.

私自身がワインの素人で,スクールに通ったこともありません.知識は自分で見て聞いて調べたことが基になっているので,間違って覚えていることもあると思います.
でも,自分なりに楽しいワインライフを過ごしています.
「ワインは難しい」という言葉はよく耳にします.
確かにいろんな意味でそうかもしれません.でも,情報はいくらでも手に入る時代ですから,何かを参考にワインを選んで,とにかく飲んでみて,自分の好みのワインを見つけることから始めると,楽しくなってきます.

ワインに限らず,工業生産的に造られたアルコール飲料以外の酒(日本酒や乙類焼酎など)は農作物を原料としているので,当然農家さんがそれを造るところから,酒造りは始まります.栽培にしても,醸造にしても,そこに関わる人の”やり方”が味に反映され,そのやり方に至る歴史や思想,哲学がビンの中には詰まっています.さらにブドウの場合はその土地の風土や気候が大きく影響するため,その土地らしさも入っています.
当然造った人たちはワインを通じて自分たちが手塩にかけて大切に育てたブドウの味やこだわって造ったワインのそのこだわりをわかって欲しい,と思っているはず.
それを思うと,1滴たりとも私は無駄にはできないし,ましてや単に酔うためだけの道具にはできません.

それを,飲み放題の酒を一気飲みして楽しんでる若い連中にわかってもらいたい.

そう思い,以前の職場でワインクラブを作って啓蒙してきました.

そして今の職場でも設立準備中です.

まぁ,単なるワイン飲み仲間が欲しいだけかもしれませんけどね.

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2011年6月 4日 (土)

winecafe Veraison

先月オープンしたワインカフェ・ヴェレゾンに行ってきました.

ここは道産ワイン応援団の団長として有名人となった私の古くからの道産ワイン仲間「あ~ちゃん」こと荒井さんがプロデュースしたお店です.

場所は狸小路5丁目,道産食材のお店HUGの中にあります.
オープンでこぢんまりとした気軽に入れるお店です.

この日仲間と飲んだワインは

①ラロ・スプマンテ アロマティコ
②ノラ・ルージュ 2010
③グランポレール 北海道余市ピノ・ノワール 2009(写真)

①はついこの間も飲んだ,ナイヤガラで造られたスプマンテ.ワインガーデンで飲んだときよりも味わいがシャープで,大晦日に飲んだときと同じ印象.ボトル差かな?

②道産ワイン好きの中では話題となっているワイン.先月リリースされたばかり.乙部町のメルロー100%で造られたワイン.乙部町は道内では古くからシャルドネとメルローを栽培してきました.濃いイタリアンメルローが苦手な私にはちょうどいいボディ.酸も強すぎず,果実もまろやかなタンニンもちゃんとあり,北のメルローという感じはしません.ただ,時間が経つと青臭さがでてきたのがちょっと残念.

③ワインガーデンで飲めなかったサッポロワインのピノ・ノワール.これも初リリースの時は話題になりましたが,全て都内のホテルに行ってしまったため,北海道では手に入らず幻の余市ピノでした.香りは赤いベリーの中にゴボウのような土臭さがあり,余市のピノとわかります.果実もしっかりしているんですが,ロウっぽさがあるのと,酸が物足りない点が個人的にはもう一つ.余市産ピノ・ノワールとしてみれば,「ここまできたか」と評価できますが,ワインとしてみると,茎や種のような苦味もやや強く,もう一歩です.ただし,開けて3日以上置くとまた違った顔を見せるでしょう.これからますます楽しみです.
09

このお店には道産ワインはもちろん,希少な国産ワインもあります.
コップで飲んだ一升瓶甲州.懐かしかった~.

道産ワインを知ってもらうには,こういった気軽に飲めるお店が絶対必要です.
道産ワインラバーの聖地としてこれからも応援します!

是非お立ち寄り下さい.

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