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2011年5月

2011年5月29日 (日)

日本ワインガイド

ワインジャーナリスト,鹿取みゆきさんの著書「日本ワインガイド」.
国産ブドウのみでワインを造っている純国産ワイナリーだけを紹介している本です.
膨大な情報量に裏付けられたワイナリー,ヴィンヤードの本当の姿を紹介しています.
全国規模の情報ですから,北海道のページ数は自ずと少なくなってしまいますが,読む価値はあります.
嘘偽りは全くありません.
オススメです.

日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち (純国産ワイナリーと造り手たち Vol. 1)

当然十勝ワインとはこだてわいんは紹介されていません.
だから早くトカップやめればいいのに….

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ワインガーデン2011

札幌ライラックフェスティバル期間中に開催されるワインガーデン.大通公園で道産ワインが飲めるこのイベント,すっかり春のイベントとして定着しました.
去年は行けなかったのですが,今年は最終日に滑り込みました.

道産ワインをオール・グラス1杯500円で楽しめます.
今回出展したワイナリーは以下の通りです.

・奥尻ワイナリー
・羊蹄グリーンビジネス
・さっぽろ藤野ワイナリー
・富岡ワイナリー
・十勝ワイン
・月浦ワイン
・グレイス千歳ワイナリー
・北海道ワイン
・ふらのワイン
・宝水ワイナリー
・はこだてわいん
・ばんけい峠のワイナリー
・マオイワイナリー
・サッポロワイン

そこで私が選んだのは
①月浦ワイン ドルンフェルダー 2008樽なし
②羊蹄山グリーンビジネス ラロ・スプマンテ(辛口)
③グレイス千歳ワイナリー ピノ・ノワール 2009
④ふらのワイン 羆の晩酌 2008

①は相変わらず有珠山の火山灰土壌由来のミネラルがありますが,開けたてということもあり,閉じ気味.2日目以降を飲んでみたいのですが,どうも私的には05のパワフルな印象が強く,それに比べると薄くて物足りないです.

②乙部の佐々木さんと余市の曽我さんのコラボで生まれたワイン.これは大晦日に飲んで以来ですが,後半での旨味と余韻に深みが増して,以前飲んだときより断然美味しいです(写真右).ナイヤガラでここまでやれるとは,驚きです.

③グレイス千歳のピノ.このワインはマイナスの印象しかないのですが,成長ぶりを確かめたくて久しぶりに口にしてみました.色はご覧の通り赤ワインというよりはロゼに近いです(写真左).酸はおとなしく,果実がしっかりしてます.枯れ木のようなニュアンスと,軽快なタンニンが感じられ,まずまずの味わいです.過去のビンテージと比べると段違いに美味しくなっており,その成長ぶりをうかがい知ることができました.

④今回のラインナップで一押しがこれ.このブログでも紹介している,私の大好きな道産赤です.ふらの2号というセイベルと山ブドウの交配品種100%で作られてます.野生っぽさを残しながら,酸と果実と渋みのバランスが非常によく取れているワインです.フルに近いミディアム・ボディです.

道産ワインを大空の下気軽に飲めるこういうイベントは大賛成です.やっぱり飲んでもらわないことには始まりませんから.

しかし,私や道産ワインをよく知る人間は,当然今回出されたワインの実売価格を知っています.今回は一律グラス1杯500円でしたが,お得感ありなワインと,そうでないワインがありました.小規模ワイナリーが頑張っているのに(おそらく1杯500円じゃ,商売にならない),大手さんは実売1000円ちょっとのワインをグラス500円で出していたのには閉口してしまいます.消費者をなめてるんでしょうか?
大手だからこそ,もっと頑張らないと,「自分のワインを広く知ってもらいたい」という思いで採算度外視でワインを出してくれた小規模ワイナリーに失礼でしょう.

来年は是非,3000円台のワインを出して下さい!

2011

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2011年5月15日 (日)

Fattoria Le Corti Chianti Classico 2007

13日のACC第1回目に飲んだキャンティ・クラシコはこれです.

レ・コルティのキャンティ・クラシコ 07.

これは2000円ちょっとで買え,CCの中では安い部類に入りますが,でも美味しいんです.

私の中では

King of 安うまキャンティ・クラシコ

なんです.

多分一番飲んでるんじゃないかなぁ.

ラベルにPRINCIPE CORSINIと書いてありますが,トスカーナの名門貴族コルシーニ家の皇子つまりプリンスがオーナーのワイナリーなんです.

場所はサン・カッシアーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサにあります.
ここのCCは東部のガイオーレやラッダと違い,比較的石灰岩は少なく,砂礫が多い土壌なので,ガッシリした感じではない,繊細でしなやかな印象を持っています.

濃くはない果実味にしっかりとした酸,タンニンも滑らかで,余韻はほんのり樽とブドウの皮を感じます.

個人的には脂の多い赤身肉よりマグロやカツオの方とあわせる方が好きです.

相変わらず美味しい!
Lecorti07

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2011年5月14日 (土)

Amanti del Chianti Classico

先月の13日発足したキャンティ・クラシコのファンクラブ.

アマンティ・デル・キャンティ・クラシコ

略して

ACC(あーちーちー)

何をする会かというと

毎月13日にキャンティ・クラシコをみんなで飲もう!

という会です.

興味のある方はこちらをご覧下さい.

当然私も会員です(No.6).

先日の13日に第一回目を迎えました.
飲んだキャンティ・クラシコは…

次回に続く.

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2011年5月13日 (金)

イタリアワインナイト最終日

いよいよ最後の夜となりました.
師匠と社長は午後の業務試飲を終え,私も仕事を終えサリュに集合.
今回は伊東社長が「ゆっくりとサリュさんの食事を楽しみたい」
とのこと.
サリュはバールですから,いつも二軒目にお邪魔したり,かるくつまむ程度しか私もお二人もなかったので,この夜は最初からゆっくりとサリュを楽しみました.
そして,師匠のリクエストで開けたワイン達です.
Photo

まずは定番,マンザーネのプロセッコから始まり,その後はシチリア グルフィのヴァッルカンツィリア.久しぶり.アプリコットのニュアンスに綺麗な酸.鰊との相性はバッチリ!
その次はこれ!
Flors_di_uis97
ヴィエ・ディ・ロマンスのフロールス・ディ・ウイスの1997!
ヴィエ・ディ・ロマンスは「長熟させてこそ,本領を発揮するワイン」と,師匠から教えられてきましたが,なかなか,自分では飲む機会がなく….
初日のシャルドネ04に次いで,今回は1997という絶対もう手に入らないワインを開けてもらいました.
これはマルヴァージアとフリウラーノ(この当時はトカイ),リースリングのブレンドですが,味わいはリースリングが強い印象.残念ながらコルク臭がついていましたが,そこを切り取っても十分その美味しさはわかりました.

その次は欠品中で今回飲めなかったフェッロチントのドルチェドロメ(ロゼ)があったので,それをオーダー.フレッシュな酸がとてもチャーミングなロゼです.

そして,真打ち登場!
Voos_dai_ciamps98
ヴォース・ダイ・チャンプスの1998!
もう,グラスに注いだ瞬間から素晴らしい香り!
スミレや赤,黒のベリー,そこにミントやレザーなどなど.複雑でとても心地よい香り.
この香りで全員言葉を失い,しばし沈黙….
味わいは強すぎず,上手く枯れた果実味にとても上品な酸.タンニンも綺麗にこなれてベルベット級!そしてながーい余韻.
メルローとカベソーのブレンドですが,上級なキャンティ・クラシコに似たものがあります.上級のイタリアワインは熟成すると,それはもう品種とか地域を越えた同じ境地に達するんでしょう.グラスを抱いて眠りたいほどでした.

今回はじっくりゆっくりとワインを楽しむことが出来ました.

しかし,これで終わらないのが川頭組.

0時の福島ソムリエールの終業を待って,その後姉御行きつけの焼き肉屋,ホルモン銀牙へ.

まずは川頭組の流儀,ビールで乾杯.
その後はワインを4本.
Photo_2
右から
①モンキエロ・カルボーネ レグレット
②テルチッチ・マティアズ ヴィーノ・デッリ・オルティ
③フェッロンチント ティンパデルプリンチペ

モンキエロもテルチッチもお馴染みですが,今回は最後の最後に登場.
③は華やかな香りが個人的にはちょっと肉とは不釣り合いだったかなぁ.
②は白いホルモンとは好相性!
味付きの赤身系はもちろんレグレットはばっちり!
写真にはありませんが,お店のスペイン白も開いてます….

そして気が付けば3時.

それでも名残惜しかったのですが,今回はこれで終了.

いつもお二人と飲むイタリアワインは楽しいのですが,今回は過去最高に楽しい3夜でした!

川頭師匠,伊東社長ありがとうございました.
そして,いつも一緒に楽しんでくれるワイン仲間の皆様,ありがとうございました.

次は夏かな?秋かな?

楽しみは続きます.

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2011年5月12日 (木)

アルトリヴェッロのワインと愉しむ道産和食の会

そして来札2日目の夜です.

私とワイン仲間のノクターンさんと二人で企画したワイン会です(と言っても,私はワインのセレクトと発注しかしてませんが….ノクターンさんに深謝).

会場はノボテル札幌の24階にある「和乃八窓庵

参加者は計10名.

用意したワインはこちら.

Photo

①レ・マンザーネ DOCGプロセッコ (泡)
②フォッソ・コルノ チーマビアンカ(白)
③ヴィティコルトーリ・アルトアディジェ トルクラム ピノ・ビアンコ(白)
④マリア・ピア ビアンコ・ディ・クストーザ(白)
⑤マリア・ピア キアレット(ロゼ)
⑥フェッロンチント ティンパデルプリンチペ(白)
⑦ヴィティコルトーリ・アルトアディジェ ロスマン ソーヴィニヨン(白)
⑧ラ・ディステーザ テッレ シルヴァーテ ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ クラシコスペリオーレ(白)
⑨ヴィティコルトーリ・アルトアディジェ トルクラム サンタマッダレーナ・クラシコ(赤)

白を中心に3000円以下で買えるコストパフォーマンスの高いワインを選びました.

どれも,私が好きなワインです.

自分が一番相性が良かったと思った組み合わせはこれ.

Photo_2

喜知次(キンキ)とキアレットです.色合い的にもぴったり!
キアレットは全般的に和食とよく合いました.

ワインはロスマン・ソーヴィニヨン07が一番美味しかった!

いつも思うんですが,生のボタンエビは難しい….

10人で9本.いつもにしては少なめ.週の初めということもあり,この日は二次会もなく解散.

そして,翌日は再びはじけます!続く.

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2011年5月11日 (水)

花見のはずだった会

私のイタリアワインの師匠である闘うワイン商こと川頭さんと,個人的に応援しているインポーター,アルトリヴェッロ社の伊東社長が来札されました.
到着したその日の午後から円山公園で花見!

のはずが,あいにくの天候と低気温のため中止.

主催者である福島ソムリエールのお店で飲むことに.

普段賑わっているお店の定休日に潜入するのは,なんだかワクワクします.

参加者は計8名.

開始時間は14時

そして終わったのが22時…

開けたワインたちです.
Photo
1本を除いてイタリアワインが15本!何がなんだかわかりません.

そんな中で最も強烈なインパクトを与えたワインが,

ヴィエ・ディ・ロマンス シャルドネ 2004

リースリングじゃなかいと思わせる強い石油香.そして粘性.上質のオイルを飲んでいるかのようでした.
シャルドネってこんな風にも化けるんですね.

そしてこれでは終わらず場所を変えて二次会.

そこでは川頭組の流儀,〆のビールを.

さらに,師匠はウーロンハイ…

何を誰に話したかも,もうよく覚えてません(苦笑).

ですが,とてもとても楽しい会でした.

そして2日目の夜へと続く….

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2011年5月 8日 (日)

余市産ケルナー

続けて余市産ケルナーを飲んだので,ちょっと余談を.

私が過去に飲んだ余市産ケルナーで私が最高だと思っているワインはこれ

他のケルナーを飲むときに,あの感動がいつも浮かびます.

醸造はニッカ余市工場ではなく,確か弘前だったかな?

残念ながらニッカの売店ではもう売ってません(涙).

この間アップしたグランポレールの2010はポテンシャルがありそうなので,寝かせると近い味わいにならないかな?

ということで,5年は寝かせてみようと思います.

果たして我慢できるか….

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GWのワイン

連休中,実家に帰省したときに飲んだワインです.

①十勝ワイン 清見の丘 白 2009
09

池田町にある十勝ワイン城限定ワインです.余市産ケルナーで作られています.2009と言えば冷夏で不作の年.ですので,残糖を多めにして上手くバランスを取り,上手く造ってます.
香りはケルナーの品種香より酵母の香りが強め.味も香りも大吟醸っぽいです.
毛蟹の身とは相性が良かったんですが,ミソは難しい….
やっぱり余市産のケルナーはホタテとの相性が抜群!

②メディチ・エルメーテ アッソーロ レッジアーノ・フリッツァンテ・ロッソ セッコ 2009
Assolo09
長い名前ですが,メディチ・エルメーテの辛口赤ランブルスコです.
これは焼き肉用に持参しました.
イタリアワイン好きの間では,焼き肉と言えば,ランブルスコです.
でも,気をつけて下さい.セッコ(辛口)じゃなきゃダメですよ.
ランブルスコは白もロゼも甘口(ドルチェ)も辛口もありますので,選ぶときは注意して下さい.
ファンタグレープっぽい甘さが焼き肉のタレの果実味を増し,ドライなタンニンが脂を流し,最後に酸が口の中をさっぱりさせてくれます.
値段は約1300円.外で焼き肉が増えるこれからの時期,最高ですよ.

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2011年5月 1日 (日)

サッポロワイン グランポレール 北海道ケルナー・辛口 2010

我が家の道産テーブル白ワインです.
余市町登地区の弘津さんが育てたケルナーで,サッポロワインの勝沼ワイナリーで醸造しているワインです.
大手が作っているので,以前はこのワインには全く目もくれなかったのですが,栽培農家の中澤さんのお薦めで飲んで以来,すっかりファンになってしまいました.
とにかく,家に「白ワインがない!」という時は,近くの西友に買いに行きます.

2009は冷夏の影響で,果実味が弱く,苦味と酸が目立ち,本来のパフォーマンスではなかったのですが,この2010は大丈夫!

若干過熟の印象もありますが,果実と酸のバランスが最高!
辛口というよりは中口かな.
あと2,3年寝かせてみたいです.

道産の魚介,特にホタテとの相性は抜群!

気軽に買えて飲めるこのワインが食卓にあると,本当に北海道に住んでて良かったなぁ,と思います.

弘津さん,ありがとうございます.
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